タツノオトシゴ
が見つめ合う年賀状!?
お仏壇の中で
残すものと手放すモノ
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(645日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
これはもう
必要ないかしらね~
ご供養して
おきますね
いろいろと
あったのよね~
そうなんですね
いよいよこの時期か~
皆さんは
年賀状どうされてますか?
音羽屋のお客さまへは
南無レータを
お届けしているので
ご縁のある取引さんへ
出すだけなので
そんなに多くありません
SNSで繋がっていると
年賀状を出すのも
減ってきました
家族の年賀状も
今年はどうしよう
出すの?
もう出さない?
取捨選択をしていくと
年々数が減っている
気がします
じつは
お仏壇の中でも
取捨選択が
必要なことがあります
本日
お引取りに伺ったのは
お客さまのご実家
明日から解体工事で
半年かけて
改築されるとのことで
その期間の保管と
修復のご依頼になります
お預りする前に
お仏壇に入っている
モノを並べていると
これは・・・
もう手放そうかしら
そう仰って
並べられたのは
不動明王と
お坊さんの像
こちらは
中山身語正宗
(なかやましんごしょうしゅう)
という新宗教のお仏像
お客さまのご宗派は
浄土真宗ですので
別の宗派の仏像になります
私の兄が
早くに亡くなってね
そうだったんですね
その時に
母とご縁があったのが
この宗教なの
お辛かったこと
でしょうね
子どもたちも
困るだろうから
今日でお別れします
分かりました
こちらで
ご供養しておきます
助かるわ!
お客さまのお兄さまは
高校1年生の時に
お亡くなりに
なられたそうです
ちょうど
わが家の長男と
同じぐらいの年頃
う~ん
突然、
長男が亡くなったら
僕も妻も
なかなか受けとめきれない
かもしれません
お母さまにとって
その時に出会った
新宗教が
こころの拠り所と
なっていたのでしょうね
今回のように
お仏壇を引き継ぐときに
整理をしていると
家のご宗派とは
違う宗派の仏像が
収まっていることは
よくあります
浄土真宗のお仏壇から
真言宗系のお仏像や
日蓮正宗系の
宗教用具が出てきたり
様々なモノがありました
そのほとんどが
水子のご供養や
お若くして亡くなられた
お子さまの供養が
きっかけとなっています
受け止めきれない程
辛い出来ごとが
あった時
心の拠りどころとなる
精神的な存在は必要です
それが宗教の役目
でもあります
しかし
その宗教をそのまま
引き継いでいくのか?
そして
その次の世代にとって
必要な宗教なのか?
先祖代々の宗派と
違うのであれば
何かのキッカケに
終わることも必要
終わるタイミングとして
お仏壇の移動や
修復の時が多いです
家の方が知らないうちに
仏壇に収まっていることも
あるので
これはどうなんだろう?と
気になる方は
お気軽にご相談ください
もう一つ
仏像を眺めながら
教えてくださった
ことがあります
母がこの宗教を
熱心にやっていた
お蔭かしらね~
何かあったのですか?
息子たちは
実家に帰ると
すぐにお仏壇へ
手を合せるの
それは尊いですね!
わたしなんか
他の用事を
してしまうから
火が灯ってる間に
お参りしたら?
って言われてばかりよ
優しいですね~
どうやら
お母さまが熱心に
お参りをされる姿は
お孫さんへと
受け継がれていた
ようです
どのような
きっかけであっても
そこに芽生えた仏縁
時代によって
盛んになる事もあれば
落ち着く時もあります
しかし
その仏縁が
消えてしまうことは
ありません
お孫さんにとって
おばあさまのその姿は
なにか
困ったりしたとき
仏さまを
頼りにしてみなさい
そのように
映ったのかもしれません
仏教はつらい時に
心の拠り所になりますが
もっとも
大切なことは
そこから
自分で動き出すこと
お釈迦さまは最期に
自灯明(じとうみょう)
法灯明(ほうとうみょう)
と仰いました
仏の教えを頼りにして
そして
自らを頼りにしなさい
世代によって
お参りの仕方や
きっかけは変わりますが
仏縁がある限り
心の拠り所は
必ずあるんです
そのことを
繋いでいくのが
お仏壇という場所
これからも
未来の救いとなる
尊い仏縁を繋いでいくため
お仏壇を引き継ぐ
お手伝いをしていきます
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
辰年の年賀状には
タツノオトシゴが
書いてありました~
よく見ると
左右で見つめ合ってる
ウフフ
タツノオトシゴも
オトシゴロって
ことかしら
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!