広島で仏壇の修理修復の専門「音羽屋」の
職人が仏教や仏壇のことを楽しく綴る

永続のコツはお仏壇の中にある変わらないものを大切にすること!

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本通りの

「叶や」さんが移転!

 

 

変わるものと
変えてはいけないモノとは?

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
(721
日目)
↓ ↓ ↓

 

 

いつもお仏壇のことを
考えている
 
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです

 
このブログは
仏壇職人のぼくたちが

 
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!

 

 

これまでの修復実績

確認したい方はコチラから

 


商いに大切なのは
何でしょうね~?

会話

こだわり
・・・ですか?

それと
飽きないことです

会話

商いに飽きない!

 

 

 

 

 

ドンドン変わるな~

 

 

 

 

本通りの角にある

「叶や」さんのビルが

無くなるんですねたらーっ (汗)

 

 

 

 

あの

黄色っぽいビルは目印ひらめき

 

 

 

 

70年余りも経過した

ビルの老朽化が理由で

並木通りに移転らしいです

 

 

 

 

商店街の他のお店も

中高生の頃から

大きく変わりました

 

 

 

 

そりゃそうですよねあせあせ (飛び散る汗)

30年も前です・・・

 

 

 

 

商店街全部で

150店近くあるらしく

 

 

 

 

そのうち

創業100年以上の

お店は数10ヶ所

 

 

 

 

新聞では

かなり減ったという

ニュアンスでしたが

 

 

 

 

原爆による被害を乗り越え

時代の流れも乗りこなして

100年は本当に凄いですほっとした顔

 

 

 

商店街にあるお仏壇

 

 

 

 

昨年、その本通りで

ご商売をしておられる

清水様のお仏壇を

修復させてもらいました

 

 

 

 

「清水洋服店」

 

 

 

 

創業は明治

100年を越えて

ご商売を続けておられます

 

 

 

 

古くなった着物の

布を販売することから

始まり

 

 

 

 

曽祖父の代に

スーツの仕立て屋を

はじめますひらめき

 

 

 

 

スーツと言う物を

誰も着ていない時代

 

 

 

 

やっと手に入った

一着のスーツを

バラバラにして型を取り

 

 

 

 

古い布を使って

スーツらしきものを

作ることから始まります

 

 

 

 

 

 

お父さまの代の時に

広島に原子爆弾が投下

 

 

 

 

清水さんのお父さんも

離れた場所で被爆し

背中に大やけどを負います

 

 

 

 

そこから

お母さまとともに

商売を盛り立てていき

 

 

 

 

清水さんの代で

洋服店へと変わります

 

 

 

 

 

 

「ピックアップ」

 

 

 

 

アメリカンカジュアル

中心のオシャレな店内

 

 

 

 

僕が中高生の頃は

手が届かない

憧れのお店でしたね~

 

 

 

 

 

 

原爆の被害の様子や

アメカジ全盛期の頃など

 

 

 

 

古い地図を見ながら

多くのことを

教えてくださいましたほっとした顔

 

 

 

大切に繋いできた仏さま

 

 

 

 

清水家のお仏壇は

お父さまから

引き継がれたものですが

 

 

 

 

御本尊である

阿弥陀如来像は

もっと前からの仏像で

 

 

 

 

専用の桐の箱も

ちゃんと残されていました

 

 

 

 

 

 

広島市内に

空襲がきたとき

 

 

 

 

おばあさまが

仏さまだけを抱えて

逃げ出されたそうです

 

 

 

 

「これだけは何があっても

守らなければならない」

 

 

 

 

清水さんも

小さなころから

教えられてきました

 

 

 

 

そして、もうひとつ

お父さまから

受け継がれたものが

 

 

 

 

「家系図」

 

 

 

 

 

 

それは

とても長い

巻き物になっていて

 

 

 

 

 

 

江戸時代からの

全ての流れが

達筆で書かれており

 

 

 

 

系譜だけではなく

どの様な人柄で

何をしてきたのかが

詳細に記されていました

 

 

 

 

 

 

仏さまとご先祖

 

 

 

 

私たちが

お仏壇をとおして繋がる

大切な存在

 

 

 

 

ご先祖からの

生命の繋がりは

いのちの根本であり

 

 

 

 

脈々と続いてきた命は

仏さまによって導かれた

ご縁によるもの

 

 

 

 

おばあさまが

「何があっても

守らなければならない」

と仰ったのは

 

 

 

 

生きているのではなく

生かされているという

 

 

 

 

感謝と謙虚の

心だったのかもしれません

 

 

 

 

仏さまとご先祖に

手を合せることで

ここで商売をして

生命を繋いできた

 

 

 

 

そのことに気付き

それを決して

忘れてはならないという

 

 

 

 

尊い想いからの

言葉だったのでしょうね

 

 

 

変わるものと変わらないもの

 

 

 

 

お仏壇の上には

「坦懐」

額が掲げてありました

 

 

 

 

これはお父さまの

恩師の方が書かれた字

 

 

 

「坦懐」

 

心がひろく

わだかまりのないこと

 

物事に

こだわらないこと

 

 

 

商売を続けていく上で

こだわりをもつことは

大切ですが

 

 

 

 

心をひろく

わだかまりなく

過すことはとても重要

 

 

 

 

時代の変化もあり

目を覆うような

災害もあります

 

 

 

 

お客さまに支えられ

ご商売が長く

続いてきたのは

 

 

 

 

変えるものと

変えてはいけないものを

守ってこられたから

 

 

 

 

仏さま

ご先祖さまは

変えてはならないもの

 

 

 

 

お仏壇の姿かたちや

お参りする場所は

時代とともに変わっても

 

 

 

 

変わらない存在と

繋がることで

 

 

 

 

何を変えては

いけないのかを

教えてくださっている

のかもしれませんねほっとした顔

 

 

 

 

 

 

音羽屋では
お仏壇をとおして

 

 

 

仏教の教えで
生きるヒントをひらめき

 

 

 

ご先祖さまからは
生きる力を黒ハート

 

 

 

イキイキできる
ブツダンライフを
お届けしますdouble exclamation

 

 

 

本日もお読みいただき
ありがとうございましたexclamation

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに・・・

 

 

 

ぼくの父親も

婦人服の商売をしていました

 

 

たまたま

清水さんと同学年

 

 

洋服で

商売をしてきた二人

 

 

 

 

笑う門には

福(服)来る(着たる)

 

 

いいご縁を頂きましたハートたち (複数ハート)

 

 

 

な~む~うれしい顔

 

 

 

 

 

 

 

 

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仏教大好き職人

                               
名前山縣 俊二
住まい広島県

Profile

お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。

中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。

お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。

音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!

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