衣替えで
薄毛・・・薄着に!?
200年前の掛軸に
禁断のテープが!!
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(1321日目)
↓ ↓ ↓

〈ブログの著者紹介〉
こんにちは!
修復職人の山縣です
広島を中心に
お仏壇のお困りごとを
1,000件以上解決
その他に
お神輿や銅像も修復
このブログでは
作業の様子をはじめ
お仏壇、仏教のこと
日常生活から
神社仏閣巡りなど
お伝えしています!
さ~て
本日のお話しは・・・

暑いからっ!!

そうかな~

涼しくてイイね!

どこ見てるの!?

そろそろかな~
GWを前に
衣替えの時期ですね
と思ったけど・・・
朝夕は
まだ少し肌寒い
長女は
体操服を半袖にするか
どうか?

我慢する!

寒くない?
子どもは逞しい
僕なんか
頭も被りたいのに

衣替え
とえいば
お仏壇に祀ってある
ご本尊の掛軸も
衣替えをします
これは
「表装替え」といい
(ひょうそうがえ)
古くなった掛軸の
表装(周りの部分)を
綺麗にすることです
たとえば
浄土真宗のお仏壇では
ご本尊は
阿弥陀如来さまの
・お仏像
・掛け軸
のいずれかが祀ってあり

阿弥陀さまの
おはたらきを描いた
掛軸のことを
一般的には
「ご絵像」と呼びます
(ごえぞう)

ちなみに
正式なご絵像は
本願寺からお受けし
その証拠に
掛軸の裏側には
「裏書き」があり

このように
「本願寺」
という文字とともに
その下には
「釋〇〇」と
その当時の
御門主(ごもんしゅ)の
ご法名が記されています

表装替えでは
・表の阿弥陀さま
・裏の裏書き
を残し
裏打ちの和紙や
裂地(きれじ)を
新しくし
シミ、折れ、破れを
お直しすることで
代々に渡って
引き継いで頂けるよう
掛軸の寿命を延ばします

この度
ご絵像の表装替えを
させてもらった
きっかけは・・・
ご主人様の
ご実家(呉市)を
売却されるにあたり
代々のお仏壇を
どうしたらいいのか?
とご相談を頂き

我が家(広島市)では
置く場所が・・・

大きくて立派な
お仏壇ですからね

お任せするんで
何かいい方法は
ないかしら?

わかりました!
義理のお母さまが
いつもお参りしていた
大切な場所
手を合わせる文化を
なんとか
繋いでいきたい
そこで
お仏壇本体を
引き継ぐのではなく
浄土真宗で
重要とされている
・ご本尊(ごほんぞん)
・御文章(ごぶんしょう)
・過去帳(かこちょう)
を引き継いで
新たなお仏壇に
お祀りすることを
ご提案させてもらいました

掛けてある
ご絵像を
取り外してみると

かなり傷んでいますが
阿弥陀様は
しっかりと見えます
しかし
裏返してみると・・・

な、なんと
テープで
補修してある状態
何かの事情で
補強が必要だった
のかもしれませんが
本来であれば
このような補修は
よくありません
なぜなら
表装をお直しする
にあたり
水で糊(のり)を
ふやかし
裏打ち紙を
少しずつ
めくっていきますが
テープや
接着剤だと
加水では剥がれず
表面の絵を
傷めてしまうことに
なるんです
そこで今回は
かなりの時間を
頂戴して
本紙を
傷めないように
少しずつ少しずつ
テープを
めくっていき
無事に
仕上げることが
できました

こちらが裏側の
裏書き

なんとか
本願寺と釈法如の
文字とともに
花押(かおう)とよばれる
サインを残すことが
出来ました

釋法如とは
(しゃくほうにょ)
第17代の御門主で
江戸の中期
いまから
約230年前になります
江戸時代のご先祖も
手を合わせていた
阿弥陀さま
綺麗になって
令和に復活しました
また
今回のお直しで
少し工夫した点は
掛軸全体の
寸法を小さくさせて
もらったんです

並べて
比較してみると

とくに
上下の寸法を短くして
あるのですが
これは
新しいお仏壇が
小型になるので
納まるように
寸法直しさせて
もらったんです

うん
ジャストフィット
では最後に
ビフォーアフターも
ご覧ください
before→after

before→after

before→after

before→after

こうして
ご絵像の表装替えを
させてもらい
また
御文章も装丁をお直し
することで
代々に伝わる
尊い仏さまと教えを
受け継いで
いただくことが
出来ました
御文章の
装丁のお直しは
コチラから
↓

納品の時に
掛軸について
ご説明をすると

綺麗になったわね!
これが
あの阿弥陀さん!?

200年以上前からの
仏さまです

つまり
曽祖父よりも前から
あるってこと?

もっと歴史が
ありますね!

どこにも
記録がないわ・・・

そうですよね~
まじまじと
阿弥陀さまを
見つめるお客様
最後に
パッと明るい表情で
仰った一言が
僕の胸に
深く刺さりました

お義母さんが
一番、喜んどるね!
その言葉を聞いた瞬間
僕の疲れも
一気に吹き飛びました
お義母様が
毎日、欠かさず
手を合わせてこられた
阿弥陀さま
場所や形は
変わっても
その「祈りの心」は
こうして次の世代へ
そして
新しくなったお家へ
真っ直ぐに繋がりました
200年以上前に
どんな
ご先祖がいたのか?
そこから
飢饉や戦争もある中で
繋がってきた命
それこそ
奇跡のような
我が家の軌跡です
お仏壇本体は
新しくなっても
この
「命のバトン」こそが
一番の財産
代々のお参りを
繋いでいくことは
当たり前のような
今の命が
奇跡の連続で
運よく繋がっている
ことに気づくこと
僕たちも
昔の職人さんが
繋いでくださった
尊い技術に感謝して
引き続き
手を合わせる文化を
残していきます

音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました

ととのいました!
衣替え
とかけまして
40過ぎた僕
とときます
そのこころは・・・
どちらも
一気に薄く
なるでしょう!
ぼくの衣替えは
これにしようかな~

ムレムレ
な~む~

そんな
お悩みありませんか?
でも・・・
周りに聞いても
誰も分からないし
家庭によって
事情はバラバラ
どうなるかは
分からないけれど
現在、
悩んでいる状態の
話しをするだけ!
音羽屋では
1,000件以上の実績で
どのような
方法があるのかを
お伝え出来ます
お名前を伏せて
頂いて構いません
もちろん
ご相談だけで大丈夫
お気軽に
事前相談してください
解決の
きっかけになれば
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Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!