広島で仏壇の修理修復の専門「音羽屋」の
職人が仏教や仏壇のことを楽しく綴る

お仏壇の前であの震災を振り返る

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12年前の被災地で

ロールケーキとおにぎりが

教えてくれたこと

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
(434
日目)
↓ ↓ ↓

 

 

 

 

こんにちは!

 

広島でお仏壇のことなら

音羽屋の山縣です

 

わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で

 

「仏教のおしえ

で生きるヒントを」

 

「ご先祖の想いで

生きるチカラを」

 

イキイキ生きる

ブツダンライフを

お届けしています!

 

 

これまでの修復実績

確認したい方はコチラから

 

 


あれから12年ね

会話

あっという間だね

コロナに戦争に
自然災害・・・

会話

色んな試練があるね

 

千葉で行われている写真展

 

 

 

3月11日

今年で東日本大震災から

12年になりますね

 

 

 

 

この時期になると

2011年8月に南三陸

2012年10月に南相馬

に行ったことを思い出します

 

 

 

 

今日のブログは

3.11のことを思い出して

現在の心境を書き記す

時間になります

 

 

 

去年のブログがコチラ

 

 

 

あの震災は

音羽屋として独立して

1年経ったばかりのころの

出来ごとでした

 

 

 

 

大阪から

引っ越してきた家族は

妻と2歳の長男だけ

次男も長女も

まだ生まれていません

 

 

 

 

仕事は順調にいかず

夜は草津の魚市場で

アルバイトをして

生活費にあてている状態

 

 

 

 

精神的にも経済的にも

弱っている状況でしたが

自腹で被災地に行きました

 

 

 

 

弱っている自分が

少しでも助けになるのなら

 

 

 

 

誰かに必要とされたい

承認欲求のような

そんな心境だったのかもしれません

 

 

 

南三陸の海岸でガレキ拾い

 

 

 

被災地で救われたのは自分でした

 

下から3段目の右から二人目が僕です

 

 

 

2011年のお盆には

大阪からの
ボランティアツアーで

宮城県の南三陸へ伺い

 

 

 

 

海岸に打ちあがった

ガレキを拾い集めて

海岸をキレイさせて

もらいました

 

 

 

沢山の草刈りもしました

 

 

 

東北とはいっても

8月は暑かったですあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

 

作業が終わって

活動拠点であった

旅館を離れる時のこと

 

お~い!
待って待って!

会話

女将さん!?

帰りながら
これを食べてね!

 

旅館の女将さんが

キンキンに冷えた

お菓子を人数分

持ってきてくださいました

 

 

 

 

その優しいお気持ちに

ジーンときたことを

覚えています

 

 

 

 

翌年は福島県の

南相馬にあるお寺の

清掃に行きましたが

 

 

 

 

こちらでも帰り際に

暖かい炊き込みの

おにぎりを頂きました

 

 

 

原発避難区域に指定された場所でした

 

 

 

地震や津波の

被害に遭われたり

原発事故が原因で

元の土地に住めなかったり

 

 

 

 

本当に弱っているのは

自分たちにもかかわらず

僕たちのことまで

気を遣ってくださる

 

 

 

 

おにぎりを食べながら

帰りのバスで泣いていました

 

 

 

炊き込みのおにぎりですハートたち (複数ハート)

 

 

強くなくてもいいんです

 

津波の被害は本当に凄かった泣き顔

 

 

 

あの震災から12年

 

 

 

その間に

他の地域でも震災があり

広島では土砂災害も

 

 

 

 

そして3年前に

新型コロナがあらわれて

何も出来なくなりました

 

 

 

 

自然のチカラや

ウイルスには

人間は弱いです

 

 

 

 

というか

もともと弱いいきものです

犬が本気でむかってきたら

太刀打ちできません

 

 

 

 

何のために

震災があったりするのか?

 

 

 

 

これは

「人は弱い」

気づかせるため

なのかもしれません

 

 

 

 

人間は

強くならなくて

いいんでしょうか?

 

 

 

 

あのドリフターズの

いかりや長介さんの

言葉に

こんなのがありました

 

強くなることは
ないです

弱い自分に
苦しむことが
大事なことなんです

 

人間はもともと
弱いいきものなんです

それなのに
心の苦しみから
逃れようとして
強くなろうとする

 

強くなるということは
鈍くなる
ということなんです

痛みに鈍感になる
ということ

自分の傷みに
鈍感になると

人の痛みにも
鈍感になる

 

自分が強いと
錯覚した人間は
他人を攻撃する

痛みに鈍感になり
優しさを失う

 

いいんですよ
弱いまんまで

自分の弱さと
向き合い
それを大事になさい

 

人間は
弱いままでいいんです

いつまでも
弱いものが手を取り合い

生きていく社会こそが
素晴らしい

 

弱いことを分かる為に

自然がチカラをふるう

そうなのかもしれません

 

 

 

 

12年目をむかえる

東日本大震災

亡くなられた方に手を合せて

 

 

 

 

生き残ったもので

手を取り合って

生きていける

 

 

 

 

そんな

社会にしていきたいですね

 

 

同慶寺(南相馬)の田中徳雲住職と

 

 

 

音羽屋では
まごころこめて

お仏壇を修復することで

 

 

仏教の教えで
生きるヒントをひらめき

 

ご先祖さまからは
生きる力を黒ハート

 

 

イキイキできる
ブツダンライフを
お届けしますdouble exclamation

 

 

 

本日もお読みいただき
ありがとうございましたexclamation

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに・・・

 

 

大量の花粉で

目も鼻も

弱々しくなってるので

 

 

 

オチも

何も思いつきません

 

 

 

 

 

 

 

な~む~うれしい顔

 

 

 

 

 

 

 

 

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仏教大好き職人

                               
名前山縣 俊二
住まい広島県

Profile

お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。

中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。

お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。

音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
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