お仏壇で考える「ご先祖」のこと

打ち上げ花火

上から見る？

下から見る？

 

実はどっちも見てる！？

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
（５３７日目）
↓　↓　↓

 

 

 

 

これまでの修復実績を

確認したい方はコチラから

 

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花火みたいよね～

と探してみると

 

 

 

 

「吉和夏まつり」の

花火大会

21時打ち上げ開始

 

 

 

 

これなら
間に合うということで

急いで行ってきました

 

 

 

 

お祭り会場からは

離れていますが

ゆっくり見れる場所を確保

 

 

 

 

神楽の音が

遠くから聞こえます

 

 

 

 

 

 

しばらく待っていたら

花火がスタート

 

 

 

 

お祭り会場から

花火が上がるかと

見ていたら

 

 

 

 

民家の向こう側でした

 

 

 

 

 

 

なんか火事みたいに

 

 

 

 

でも

めちゃくちゃ近くで

音も大きくてよかったです

 

 

 

 

 

 

花火は魂をしずめるため

 

 

 

 

江戸時代から

始まったとされる花火

 

 

 

 

お盆に帰ってこられる

ご先祖への迎え火と

送り火の延長の意味や

 

 

 

 

飢饉や空襲、震災などで

お亡くなりになられた方々の

鎮魂の意味がある

とされているそうです

 

 

 

 

お盆の時期にあがる

綺麗な花火

 

 

 

 

日本のお盆は

日本古来の先祖崇拝と

伝来してきた仏教が

あわさったものなので

 

 

 

 

下から見上げている花火を

ご先祖さまは

上から見下ろしているかも

しれませんね

 

 

 

 

 

 

私たちは「未来の先祖」

 

 

 

 

昨日は、お盆前最後の

納品をさせてもらました

 

 

 

 

とっても
ご信心の深いお客様で

朝夕に読経

 

 

 

 

その証拠に

お仏壇も見事なまでに

ススがついている状態

 

 

 

 

 

 

35年前にご購入された

お仏壇とお聞きしたので

 

 

 

 

本当に熱心に

お参りしてくださったのが

分かります

 

 

 

 

二カ月前にお預かりして

洗浄修復で

綺麗に仕上がりました

 

 

 

 

 

 

納品後に

お客様から教えて頂いたのは

「先祖」の捉え方

 

 

「先祖」

という言葉は

過去の人という印象

だったので

 

 

 

 

「未来の先祖」

の表現はとても新鮮でした

 

 

 

過去を見つめて未来を想う

 

 

 

 

今を生きている

私たちもいつの日か亡くなり

「先祖」と

呼ばれるようになります

 

 

 

 

そういう意味で私たちは

「未来の先祖」

 

 

 

 

先祖がのこしたもので

今を生きている私たち

 

 

 

 

これから私たちが

残すもので

次の世代が生きていきます

 

 

 

 

今だけよければいい

という考えもありますが

もう少し先のこと考えて

今、何が出来るのか？

 

 

 

 

過去のご先祖を見て

現在の自分が考えて

未来にのこしていく

 

 

 

 

今、生きている中には

「未来の先祖」としての

役割もあることを

教えてくださいました

 

 

 

 

お盆にはご先祖さまも

花火を見に

お帰りになられます

 

 

 

 

ご先祖と

今の私たちと

未来のこどもたち

 

 

 

 

いのちの繋がりから

何が大切なのかと

考えていける人間に

なりたいものです

 

 

 

 

 

昨日の花火は

ちょっと霧があって

見えにくかったですが

 

 

ラストのあの

ドンドンドン

の連発は最高でした