大谷選手MVP記念
「二刀流ペン」が発売!?
仏像に魂が宿っている
初めての体験をしました!
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(614日目)
↓ ↓ ↓
いつもお仏壇のことを
考えている
お仏壇のお困りごと
解決人のヤマケンです
このブログは
仏壇職人のぼくたちが
大切なお仏壇のことで
お悩みのあなたに
お届けするブログです!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
仏像修復の前に
気になる事が・・・
どういったことでしょう?
魂抜きを
お願いできますか?
はい、もちろんです!
もう記念品が出たの
大谷選手が
二度目のMVPを
受賞されましたね
スゴーイ
ピッチャーでも活躍
バッターではホームラン王
いやいや超人級です
そんな大谷選手の
MVP獲得を記念した
プレミアム二刀流ペンが
すでに予約開始
準備していたとはいえ
さすがに早いな~
ローレット加工で有名な
丸安精機製作所による
完全削りだしの逸品
軸を交換して
シャーペンとボールペンの
二刀流で使えるとのこと
それって・・・
シャーボのほうが
便利なような
こういう
無粋なことを言う人向け
ではないんでしょうね
魂を込めたプレイをする
大谷選手の偉業に
日本屈指の技術を誇る
丸安精機製作所が
魂を込めて削りだすペン
はたしてそのお値段は?
お金のことが
気になっちゃって
これまた無粋でした
両手両足に筆を持ち
さらには
口に筆をくわえて
壁に文字を書いている
えええ
こ、これぞ五刀流
じつはこちら
弘法大師 空海さんによる
「五筆和尚」(ごひつわじょう)
の伝説
伝説なので実話ではなく
五筆とは
楷・行・草・隷・篆の
5つの書体のことで
それらすべての書体に
精通しておられた
ということだそうです
「弘法筆を選ばず」
「弘法にも筆の誤り」
という
ことわざがあるように
仏教だけではなく
書の達人としても
超有名な空海さんも
ある意味
二刀流でもありますね
空海さんといえば
日本における密教のもと
真言宗の開祖であり
高野山をひらいた御方
真言宗(しんごんしゅう)
といえば
四国八十八カ所の
お遍路が有名です
そして今年は
空海さんがお生れになられて
1250年の記念すべき年
でもあるんです
広島は安芸門徒と呼ばれ
浄土真宗が
盛んな土地ですが
空海さんのことを
「おだいしさん」と呼んで
空海さんへの信仰が
篤い地域でもあります
ウラ話ですが・・・
僕たちが
浄土真宗のお仏壇を
お預かりに行くと
お隣に
おだいしさんの仏像が
祀ってあることもあり
お寺さんが嫌がるから
お参りの時は
コッソリ隠すのよ
そんなふうに
浄土真宗のご門徒さんから
教えてもらう事もあります
当たり前ですが
同じ仏教であっても
まだまだ宗派の垣根は
あったりするんです
先日
お堂に祀ってある
お大師さんの像を
お預かりさせてもらいました
こちらのお堂は
お客さまの家の裏にあり
ご両親さまが
お大師さんを祀るために
建てられたものとのこと
↑赤丸がそのお堂です
お客さまのご宗派も
真言宗ではなく
他のご宗派でしたので
別に祀られたんでしょうね
こちらのお堂は
地域の皆様と一緒に
お参りをして
守ってこられたそうですが
経年によって
お大師さんの像が悪化
塗装が剥がれて
台座がボロボロに
ご両親の想いを引き継ぎ
記念すべきこの年に
修復のご依頼を頂きました
そういえば
こちらのお大師さん
お伺いした際に
不思議なことがあったんです
まずは状態確認と
お見積のためにお伺いした時
もともと
変な雲行きだったんですが
お堂に入った瞬間に
バリバリバリっと
カミナリが光って
ドバーーーっと
ザーザーの土砂降りに
写真を撮ったり
採寸をしてから
しかたなしに
お客さまと一緒に
お堂を出ようとすると
ウソのように
パッと雨が止んだんです
あとから慌てて
傘を持って来てくださった
奥さまもビックリ
おだいしさんが
喜んどってんじゃね~
そのように
仰っておられました
そして先日
像をお預かりするため
再びお伺いすると
お大師さんを
車に積み込んだとたんに
またもや雨
その日の予報は
晴れだったんです
仏教では「甘露の法雨」
(かんろのほうう)
という言葉あるのですが
雨が降ることで
乾いていた地面が
うるおっていくように
仏さまの教えが
雨のように降り注いで
私たちの乾いた心を
潤してくださるという意味
また仏事においては
雨が降るということは
仏さまが喜んでおられる
と捉えることもあり
なんとも
不思議な体験でした
お預かりしてきた
お大師さん
お堂で祀ってある時は
お寺さんにお参りを
してもらったことがない
とのこと
ご両親さまをはじめとして
皆さまの想いがこもった
大切な像でもあるので
修復をする前に
当社にて
魂抜きをして頂くことに
お願いをしたのは
いつもお世話になっている
真言宗の金剛院さん
昨日、お参りをして頂き
一緒にお経を
唱えさせてもらいました
地域で
お参りされてるなんて
尊いですね
ご住職も
嬉しそうにされてて
柔和な雰囲気で
お勤めくださいました
そして・・・
お参りが終わって
お大師さんを見て
ビックリ
目の色が全然違うんです
なんていうのか
文字通り
魂が抜けた感じ
比較してみると
よく分かるんですが
お堂に祀ってあった時と
魂抜きが終わった後で
全然、違いませんか?
お堂と作業場なので
光りのあたり具合が
違うんでしょうが
お参りが終わってから
目を見た瞬間に
すぐにわかったぐらいに
違っていて
その時はおもわず
「うわっ」って
声がでちゃいました
魂抜きは
閉眼供養(へいがんくよう)
とも言うのですが
本当に
眼が閉じられたのは
初めての体験だったので
ビックリ
修復が仕上がってから
こんどは魂入れ
開眼供養(かいげんくよう)
をして頂く予定なので
その時がある意味
楽しみになってます
修復作業は
来年までかかるので
またご報告致しますね
いや~~~
それにしても
やっぱり神仏の不思議って
あるんですよね~
音羽屋では
お仏壇をとおして
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
MVP獲得記念に
販売された二刀流ペン
気になるお値段は・・・
ぬぅわんと
104,500円
ある意味
目の色変わりました
限定1700本
ご予約はお早めに↓
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!