広島で仏壇の修理修復の専門「音羽屋」の
職人が仏教や仏壇のことを楽しく綴る

「DO塗装」で銅像を修復する理由!

銅像

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白い粉、緑の粉

そして金の粉!

色んな粉を扱ってます!?

 

 

お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい

 

 

職人が毎日
ブツブツ言ってます
(436
日目)
↓ ↓ ↓

 

 

こんにちは!

 

広島でお仏壇のことなら

音羽屋の山縣です

 

わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で

 

「仏教のおしえ

で生きるヒントを」

 

「ご先祖の想いで

生きるチカラを」

 

イキイキ生きる

ブツダンライフを

お届けしています!

 

 

これまでの修復実績

確認したい方はコチラから

 

 


コートづくり
お願いします!

会話

はい!

白線は真っすぐ!

会話

はい!

 

朝早くからやってますあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

今日も先週に続いて

子ども会ソフトボールの

大会がありましたdouble exclamation

 

 

 

 

大会に参加する時は

早めに行って

コートづくりからやります

 

 

 

 

グラウンドの白い線は
「石灰」という白い粉

子どものころから

運動場で使ってましたね

 

 

 

 

お蔭さまで
野球少年は服も体も

ドロドロか真っ白にあせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

 

家に帰ってから

ずっと洗濯機が

回ってるのはお約束です冷や汗 (顔)

 

 

 

30チーム近くが参加してました

 

 

 

銅像には緑の粉を使います!

 

顔があやしい・・・

 

 

 

粉と言えば

当社では・・・

 

 

 

 

銅像を塗装する時の

「DO塗装」で

緑の粉を使います手 (パー)

 

 

銅像の「DO塗装」の流れをご紹介!

昨日は塗装の流れを書いています

 

 

 

そのみどりの粉の正体は

・緑青(ろくしょう)

・顔料(がんりょう)

の二種類の粉になります

 

 

 

 

この二種類の粉と

乾性油という油を混ぜて

独自の塗料をつくりますわーい (嬉しい顔)

 

 

 

銅像の種類で配合を変えます

 

 

 

乾性油(かんせいゆ)に

緑青と顔料を混ぜた塗料を

当社独自の「DO塗装」

と呼んでいます

 

 

 

 

使う素材にはそれぞれに

銅像のことを考えた

理由がありますひらめき

 

 

 

「DO塗装」をする理由

 

粉を完全に混ぜていきます

 

 

緑青を使う理由

 

緑青とは

銅や真鍮などの金属が

水分や塩分と反応して

酸化してできるサビの一種

 

 

 

 

この緑青のいいところは
金属の周りに付着して

金属が酸化し腐食するのを

防いでくれるんです

 

 

 

 

そのお蔭で自由の女神も

屋外にありながら
もともとの形のまま

残っています

 

 

 

じゆ~~だ~~!

 

 

顔料を使う理由

 

顔料は「無機顔料」という

金属や鉱物からとれる

天候の変化に強いものを

使っています

 

 

 

 

銅像のもとの色合いと

現在の状態を考えて

いろんな色の顔料を

調合します

 

 

 

茶色系を作ることもありますよ

 

 

乾性油を使う理由

 

乾性油とは

乾くと硬化する油になります

 

 

 

 

ラッカーやウレタンなど

溶剤系の塗料ではなく

油を使う理由は

 

 

 

 

時間の経過とともに

溶けていくから

なんです

 

 

 

 

溶けたらダメなのでは?

と思われるかもしれませんが

 

 

 

 

通常の塗料の場合は

「塗膜」という

金属の表面に膜ができるので

溶けることはありません

 

 

 

 

その代わりに

塗料が劣化してくると

下の写真のように
この塗膜にヒビが入り

パラパラと剥がれてきます

 

 

 

 

 

 

新たに塗装をする時には

古い塗膜を

剥がし落とすという

作業の手間が必要になります

 

 

 

 

さらに

剥がしている時に

銅像の下地を

傷つけてしまいます

 

 

 

 

また銅像の中は

空洞になっているので

塗料の剥離中に

 

 

 

 

チカラが入りすぎて

表面に穴が開いてしまう

可能性もあるんです

 

 

 

 

そこで当社では

剥離による

銅像本体の劣化を

避けるために

 

 

 

 

年月をかけて自然に

溶けていく乾性油を

使用するようにしています

 

 

「DO塗装」のビフォーアフター

 

 

 

 

それでは最後に

今回の塗装の

ビフォーアフターを

ご覧ください

 

 

 

〈ビフォー〉

 

 

 

薄れた色が

綺麗にになりました

 

〈アフター〉

 

 

 

〈ビフォー〉

 

 

裏側の文字もハッキリと

80年以上前の銅像です

 

〈アフター〉

 

 

 

〈ビフォー〉

 

 

 

こちらも綺麗に

仕上がりました

 

〈アフター〉

 

 

 

〈ビフォー〉

 

 

 

裏側の文字盤と大理石の

すき間も修復しました

 

〈アフター〉

 

 

 

〈ビフォー〉

 

 

 

台座についたコケや汚れも

全て落としました

 

〈アフター〉

 

 

 

〈ビフォー〉

 

 

 

文字がハッキリとしました

 

〈アフター〉

 

 

 

 

この度の修復の依頼は

創業100年を迎える

ザイエンスという

広島の企業からでした

 

 

 

 

大きな節目を

迎えるに当たり

歴代経営者の面影を

見ることで

 

 

 

 

創業の精神や

これまでの経営の苦難や

それらを

乗り越えてきた話

 

 

 

 

このことを

共有することで

企業の縦の軸がつながり

芯が強くなります

 

 

 

 

銅像もお仏壇も

本に繋がる場所として

私たちを

支えてくれるもの

 

 

 

 

その大切な場所を

より良い状態で

維持してもらえるように

 

 

 

 

これからも

創意工夫していきますdouble exclamation

 

 

 

 

 

 

音羽屋では
まごころこめて

お仏壇を修復することで

 

 

仏教の教えで
生きるヒントをひらめき

 

ご先祖さまからは
生きる力を黒ハート

 

 

イキイキできる
ブツダンライフを
お届けしますdouble exclamation

 

 

 

本日もお読みいただき
ありがとうございましたexclamation

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに・・・

 

 

粉は粉でも

本来は金の粉での

修復が多いんですよ

 

 

 

 

 

 

ということで

明日からも

身を粉にして頑張りまーす!

 

 

 

な~む~うれしい顔

 

 

 

 

 

 

 

 

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仏教大好き職人

                               
名前山縣 俊二
住まい広島県

Profile

お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。

中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。

お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。

音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
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