今更ながら・・・
サイドブレーキを
引いたまま
走ってました!
お仏壇には生きる
秘訣がいっぱい
職人が毎日
ブツブツ言ってます
(460日目)
↓ ↓ ↓
こんにちは!
広島でお仏壇のことなら
音羽屋の山縣です
わたしたちは
まごころこもった
お仏壇の修復で
「仏教のおしえ
で生きるヒントを」
「ご先祖の想いで
生きるチカラを」
イキイキ生きる
ブツダンライフを
お届けしています!
これまでの修復実績を
確認したい方はコチラから
なんか
キーキー聞こえる!
なんでだろう?
あ!
サイド!サイド!
これか!!
サイドブレーキを
引いたまま
しばらく走ってしまい
変な音がして
引いたままに
気づくという情けなさ
いつの間にか
サイドを引いても
ランプが
つかなくなってしまい
エンジンをかけて
ブレーキ踏みつつ
サイドを外す
それぐらいは
頭で考えずに
体が覚えてると思ったら
意外と
覚えてないんですね
早めに
直してもらいます
本日はお仏壇の
錺(かざり)金具を
打っていますが・・・
いつもであれば
どこに何を打つのか
体が覚えていて
スムーズに進めるのですが
今回は
「無双(むそう)障子」
に使われる特殊な金具
この金具は
姫路仏壇に多く
広島では数が少なく
一年振りにさわったので
いつもの組立よりも
手が動かず
考えてしまいました
なぜ、打つのに
考えてしまうのか?
この金具には
ある特徴があるんです
お仏壇の障子扉は
写真の様に開いてから
半分に折りたためる
ようになっています
内側にだけ
折りたためるのが
通常ですが
無双障子の場合は
外側にも折れるように
なっており
そのために
ひとつの扉の軸に
内開きと外開きの
二つの丁番を使います
打ち込む位置がズレると
開閉しなかったり
スキマが出来たり
慎重に繋いでから
本体に吊り込んで
開閉を確認し
無事に完成です
お仏壇は
なぜ二重の扉に
なっているのでしょう?
一般的な説では
お仏壇はお寺を模して
作ってあるとされ
外側の大きな扉(雨戸)は
お寺の山門をイメージし
内側の
格子状の扉(障子扉)は
本堂の内陣と言われる
仏さまの場所と
外陣(げじん)と呼ぶ
私たちがお参りする場所
その間にある
巻障子を模している
とされています
巻障子(まきしょうじ)
というのは
コチラになります
当社が施工する前に閉じた巻障子
お寺を模している
という説以外に
僕の先生からは
仏壇は
ご先祖さんの家や
家ですか?
昔の家には
雨戸があって
障子がついとったやろ
それで
外側を雨戸
内側を障子と
亡くなってからも
くつろいで
もらえるように
作らなあかんで!
と教わりました
ご先祖様に
くつろいでもらう
と考えると
夜は家のように
閉めた方が
いいのでしょうか?
扉の開け閉めに関して
明確な決まりは
ありません
寺院や家の
夜の戸締りのように
「閉める」という方も
いらっしゃるかと
しかし音羽屋では
「開けっ放し」を
お勧めしています
一番の理由は
湿気を避けるため
家のように広い空間ですと
閉じていても
すぐに湿気ることは
ありませんが
お仏壇の中は
風が周りにくい
狭い空間
お供え物の
ご飯や果物
お花などが中にあると
すぐに湿気がたまり
カビが生えてきます
さらに金具にも
影響が出てくると
緑青も発生
より長く美しい状態で
お仏壇をたもって
頂くためにも
扉は開けっ放しに
しておいてくださいね
扉を閉め切ると
中におられる
仏さまご先祖様も
息苦しいかもしれませんね
お仏壇はご先祖さんに
くつろいでもらう場所
今日は
ブログのお蔭で
先生の言葉を
思い出すことができました
今よりも技術が
身についていなかった
あの頃を思い出し
引き続き精進します
音羽屋では
まごころこめて
お仏壇を修復することで
仏教の教えで
生きるヒントを
ご先祖さまからは
生きる力を
イキイキできる
ブツダンライフを
お届けします
本日もお読みいただき
ありがとうございました
ちなみに・・・
現在の走行距離は
199,740キロ
今日の福山への納品で
20万キロになりそう
点検するから
まだまだ
一緒に走ってね~
Profile
お仏壇の修復業を主として、広島県内を中心に仏壇に関するお困り事を解決しています。
中国地方で唯一工法特許を取得した洗浄技術の使用許可を持っています。
お仏壇を美しく、よみがえらせることで、より多くの家の、その家らしさをよみがえらせていきます。
音羽屋では、まごころこめて、お仏壇を修復することで
プロフィール詳細「仏教の教えで生きるヒントを」
「ご先祖さまからは生きる力を」
イキイキできるブツダンライフを伝えていきます!